『妖怪事典』に載れなかった妖怪たち

『妖怪事典』に載れなかった妖怪たち



村上健司『妖怪事典』の参考文献として挙げられた本に
妖怪として掲載されているが『妖怪事典』には掲載されていない名彙の一覧である。
『妖怪事典』とは表記が若干異なるだけで全く同じものを指している場合は省略した。
ただし、方言による違いであり重要な場合は掲載した。
ふりがなの有り無しは参考文献に従った。


あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や・ら・わ行



  抽出方法

佐藤清明『現行全国妖怪辞典』
  現在日本国の領土でない地の名彙を除き全ての名彙を抽出
日野巌、日野綏彦『日本妖怪変化語彙』
  全ての名彙を抽出
千葉幹夫『全国妖怪辞典』
  全ての名彙を抽出
民俗学研究所編『綜合日本民俗語彙』
  「霊怪」の項内「妖怪」全体の名彙を抽出
広江清編『近世土佐妖怪資料』
  明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
今野圓輔『日本怪談集 妖怪編』
  中公文庫版の索引(妖怪名)を参考に明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
太刀川清校訂 高田衛、原道生編『百物語怪談集成』
  明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
太刀川清校訂 高田衛、原道生編『続百物語怪談集成』
  明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
桂井和雄『土佐の山村の「妖物と怪異」』
  全ての名彙を抽出
金城朝永『琉球妖怪変化種目』
  全ての名彙を抽出
柳田國男『妖怪談義』
  「妖怪名彙」の項の全ての名彙を抽出
柳田國男『山村生活の研究』
  「怪音・怪火」「狐狸の変化」から明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
柳田國男『海村生活の研究』
  「海の怪異」から明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
知里真志保編訳『えぞお化け列伝』
  明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
小松和彦『日本妖怪異聞録』
  明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
高田衛編・校註『江戸怪談集』
  明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
浜田隆一『天草島民俗誌』
  「木石有情談」から明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
山口麻太郎『壱岐島民俗誌』
  「神と仏と化け物」から明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
内田邦彦『津軽口碑集』
  明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
島袋源七『山原の土俗』
  「妖怪談」から明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
島袋 源七、佐喜 興真英『南島説話』
  「妖怪談」から明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
武田明『祖谷山民俗誌』
  「妖怪」から明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
茂野幽考『南西諸島の伝説』
  明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
高谷重夫『祖谷山村の民俗』
  「妖怪名彙その他」から「禁忌数例」を除き全ての名彙を抽出
今野圓輔『檜枝岐民俗誌』
  「妖怪変化」から明らかに妖怪として扱われる名彙を抽出
与謝蕪村『蕪村妖怪絵巻』
  明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出
  (『妖怪事典』の参考文献では乾猷平『蕪村妖怪絵巻解説』に相当)
山田野理夫『東北怪談の旅』
  明らかに妖怪として扱われる名彙のみ抽出 
竹原春泉『絵本百物語』
  全て抽出
  (『妖怪事典』の参考文献では多田克己編『絵本百物語 桃山人夜話 』に相当)
鳥山石燕『鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集』
  原典で絵の側に書かれた名前全て抽出
 (『妖怪事典』の参考文献では高田衛監修、稲田篤信、田中直日編『鳥山石燕 画図百鬼夜行』に相当)

※「明らかに妖怪として扱われるもの」とは、その名彙と似た境遇の名彙が『妖怪事典』に載っているものを指す。

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