川者(かわのもの)

大分県玖珠郡玖珠町で河童(ガワタロ)のこと。
これに憑かれると病気になる。
その時は、法者が御幣で病人を撫でて
その御幣を紙袋に入れて焼く。

また、蛇が頭も尾もわからないように木に巻きついていたのを見て
人に知らせようとした人が病気になったり、
蛇が出てきて焼いた炭を取れなかったということがあった。
これは山の神もしくは川の者であり、
こういった所を通るには「通してくだされ」と言うか、
水をかけて蛇を溶かし逃がさなくてはならないという。
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